i-works

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つくり手として新たな舞台へ
「i-works project」スタート

i-works projectは、日本を代表する建築家、伊礼智氏が設計した「標準化住宅」。
伊礼氏が手がけてきた注文住宅のプランやディテールをブラッシュアップし、
環境性と機能性を両立する材料、システムなど、選び抜いた部材でつくり上げた住まいです。

このi-works projectに、アーツデザインは石川県内で唯一、2023年から参加しています。
その背景にあるのは“共感”です。

周辺環境とのつながりを大切に、構造や断熱性、温熱環境に配慮し、
住空間をあえて小さくし屋外の自然をとり込む設計を施しており、
豊かな暮らしを実現する真に価値のある住まいは、私たちが目指す住まいづくりと深く結び付いています。
さらに、伊礼氏が手がける標準化住宅には、日本の建築が長年にわたって紡いできた“美意識”が流れています。
材料の厚みや溝の深さ、意匠など細部に至るまで徹底的に考え抜かれ、
そこにはデザイン性・技術力ともに極めて高いレベルが求められます。

i-works projectは、アーツデザインがつくり手として新たなステージに進むための挑戦でもあります。
これまで培ってきたノウハウを最大限に発揮し、伊礼氏とともにゆとりある快適な暮らしを地域の皆さまに届けていきたいと考えています。

i-worksプロジェクトのキーワードは「標準化」。
建築家・伊礼智が手がけてきた注文住宅群を元に、
多くの人に住まいの心地よさを提供することを目指しながら
住まいのディティールを「標準化」することで、
コストを抑えつつ質の高い家づくりを実現したのが i-worksプロジェクトです。

2012年にはじまったi-worksプロジェクトは、
プランやディティールのブラッシュアップによりクオリティを向上させてきました。
現在では1.0から5.0の5つの基本プランを提供しています。

本プロジェクトのもう一つの特徴は、
伊礼智を中心に会員工務店・建材メーカー・建築研究者が協力し、
意匠と性能を両立させた住宅作りに努めていること。
伊礼智が信頼する建材やシステム類を標準部材として採用し、
構造躯体や断熱、温熱環境などにもこだわり抜いた家づくりをしています。

伊礼智の「標準化」による家づくりが実現させる、価値ある住まい。
i-worksプロジェクトで豊かな暮らしを実現させてください。

伊礼智／Irei Satoshi

1982年、琉球大学理工学部建設工学科卒業後、東京芸術大学美術学部建築科大学院修了（奥村昭雄研究室）。
丸谷博男 + エーアンドエーを経て、1996年伊礼智設計室開設。
2005年～2016年日本大学生産工学部建築工学科「居住デザインコース」非常勤講師。
2018年～2019年共立女子大学非常勤講師。2016年〜2023年東京藝術大学建築科非常勤講師。
著書『伊礼智の住宅設計作法III 心地よさのものさし』『オキナワの家』
『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』『伊礼智の住宅設計』など多数。