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2022.06.17

#2 50年のメンテ代無し 杉板の外壁

経年変化を良いと感じる方に、とにかくすすめたい木の外壁。
窯業系サイディング(シェア80%)の50年のメンテ代が480万円と言われますが、
杉板の外壁はメンテ代ほぼ0円。
見た目と持ち、セルフメンテナンスの精神、どれをとっても素晴らしい材質です。

 

■ 杉板外壁とは・・
名前の通り、杉の木材で仕上げた外壁です。
「え!杉板の外壁!?長持ちしないのでは?」
と、言われることが大体です。
ですが、それは誤解です。
適切な乾燥状態を保つことができれば、非常に長持ちする素材なので、長期間メンテナンスフリーでとてもコストメリットが高いです。
神社仏閣などの歴史的建造物を10年おきにメンテナンスしている風景なんて見たことないですよね。
 


 

■ 杉板外壁のメリット
①風合いが良い
工業製品のサイディングには出せない本物の風合いがあります。
年月が経ってくるとだんだんとシルバーグレーに変わっていきますが、これを経年美として楽しむことができる魅力があります。
 

 
②長持ちする
適切な乾燥状態が保たれれば50年ぐらいノーメンテナンスで大丈夫です。
 
③部分的な張替が可能
反ったり割れたりしてもその部分だけ張替ができます。
工業製品のように廃番になることもなく、杉材が将来的に無くなることはありません。DIYでの修繕も可能です。
 

 

■ 杉板外壁のデメリット
①反ったり、割れたり、腐ったりする可能性がある
あくまで自然素材の木材なので、上記のようなことが起こる可能性はあります。
反ったり、割れたりしても、部分的な張替ができるような貼り方をしていれば、その部分だけ張替が可能なので経済的です。
腐りに関しても、雨が外壁面に直接当たらないように軒をしっかり出してあげたり、水切れのよい施工をしてあげたり、雨の跳ね返りを避けるために地面から離して施工するなどなどの対策をとれば、腐りのリスクは下げられます。

 
②カビが生える可能性がある
立地条件にもよりますが、日当たりが悪かったり、風通しが悪くジメジメしている所では、カビが発生するリスクがあります。
「腐ってきたのでは・・?」と心配になると思いますが、木材の耐久性には影響ありません。
木材を腐らせるのは腐朽菌であり、カビではありません。
対策としては防腐剤が含まれている塗料を塗ることをおすすめしています。

 

■ まとめ
自然の風合いをおおらかに受け入れられ、経年美化を楽しみながら暮らしたい方にはピッタリの素材だと思います。
杉板外壁と植栽の緑の相性は抜群!
最高の外壁材です。
 

 

■ 最後に
このコラムでは、家づくりや建築に関する知識や情報を発信しています。
毎日何か所もの現場を飛び回る現役現場監督の代表荒木が、知っておくべき専門的な建築に関するあれこれを綴ります。
建てる前も住んでからも・・みなさんの豊かな暮らしのお手伝いができると嬉しいです。

 

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