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2022.11.18

CEO COLUMN #4

秋のコラム

皆さんご無沙汰しておりました。

秋も深まり、朝・晩の冷え込みも厳しくなってきましたね。若いころは冬でもアンクルソックスで全然平気だったのに、今ではもう10月下旬ぐらいからアンクルソックスでは「スースーしてさむい!」という体になってしまいました。何歳ぐらいからそうなったのか定かではありませんが、普通の丈の靴下って「あったけ~」と実感している今日この頃です。

話は変わりますが、先日長男(18歳)と長女(16歳)を連れて登山に行ってきました。勝山の近くの取立山(漢字では書けますが、なんて読むんですかね)という標高1300m程度の山です。本当は白山登山を予定していましたが、積雪の問題や、子供達が初心者ということもあり安全を考えて変更しました。そういう自分も登山3回目ですけどね。

登山の目的はたった一つ「子供達に何かを達成する充実感を知ってもらいたい」という親心です。本人達には「腐った根性を叩き直してやる」と言ってやりましたけどね。結果的には・・・僕が一番叩き直されましたが・・・途中でくじけそうにもなりましたが・・・早くゴールしたいと何度も心の中でつぶやきましたが・・・って感じでした。長男なんてケロッとしてましたけど。何ならその日の夜「バスケの自主練行ってくるわ」って自転車で出かけましたけど。若さには勝てませんよね。

それでも行って良かったこともありました。それは二人ともまた行きたいと言ってくれたこと。理由は「自然ってやっぱいいもんや」「紅葉がキレイやったわ」「雲の上の静けさってなんか特別やった」とのこと。                         「おぉ、子供達よ。自然の良さをわかってくれて父はうれしいぞ」

「人は歳を重ねるごとに、生まれ育った原風景に戻って行く」と言われますが、僕自身もそれを実感しています。
まさにそうだと思います。自然はやっぱりいいものなんです。
「自然は最高だ!」
暮らしの中に自然を取り入れることが、豊かな暮らしにつながると信じてやってきたことは間違いではなかったのだと改めて実感。
「みなさん木をたくさん植えましょう。」
あれ?
話しが違う方向に進んでいるような・・・。
僕が今回書きたかったこととは違うような・・・。

「みなさんに報告です。ここから無理やりつなげますよ。」

僕たちの家は「新築なのにピカピカしてない」とか「もともと建ってたような自然な感じ」と言われることがよくあります。
当然植栽の影響もあると思いますが、おそらく外壁をそとん壁や杉板のような風合いのある自然素材で仕上げている為だと思います。杉板なんてウッドロングエコという最初から5年10年たったような風合いになる塗料で仕上げてるので尚更なのかもしれません。
弊社で建築をご希望されるお客様は「それがいい」「そうしたかった」という方々がほとんどです。街中には流行りのスタイルで洗練されたデザインの住宅や洋風のかわいい感じの住宅が目につくことが多くなりました。否定している訳ではありませんが、僕個人としては、洋服なら流行り物を取り入れてもいいでしょうが、簡単に買い替えることが出来ない一生住み続ける家ではダメだと考えています。60歳・70歳になっても違和感なく住み続けることがイメージできる家を建てるべきだと考えています。それが僕がよく言っている「不易流行のデザイン」ということです。
不易流行のデザインも「あたりまえのほんもの」を目指しているアーツデザインの家づくりにとっては必要不可欠な要素の一つです。

「どう?上手くつながりましたか?」
それではまた冬にお会いしましょう。

 

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