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アーツデザインの最新情報
2024.01.29
CEO COLUMN #7
2024年も宜しくお願い致します
皆様、新年あけましておめでとうございます。
2024年も宜しくお願い致します。
しかしながら、本年はまったくもっておめでたくはなく、ご周知の通り、元日の16時10分頃に石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6最大震度7の地震が発生しました。
200人以上の方の人命が奪われ、4000棟超の住宅被害が確認されています。
お亡くなりになられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
僕自身は自宅のリビング(2階)で、17時から放送予定だった「ドリフ大爆笑」を見るためにスタンバっていたところでした。
これまでの人生で経験したことのない揺れに遭遇して、あたふたしてしまいました。
我が家は耐震性能が高いのでよっぽどのことがなければ、倒壊はしませんが、1日の夜は、家族全員2階リビングで雑魚寝をしました。
みなさんもそうかと思いますが、この日以来、緊急地震速報のアラーム音がなると「ドキ!」っとしてしまいます。
今回の地震は、住宅を提供する側として色々考えさせられることが多くありました。
当然、地震に対して耐えることができる構造躯体がまずは必要。
許容応力度計算による耐震等級3は鉄板。
今回もそうでしたが、冬に地震がくることも想定しておく必要があるので積雪荷重も考慮する必要があります。
何の根拠もない耐震等級3相当では絶対ダメですし、耐震等級1なんて話にもなりません。
それと耐久性ですね。
いくら耐震性能が高くても、壁体内結露によって腐朽菌が繁殖して柱・梁が腐っていたとしたら、その状態で震度7クラスの地震がきたら、強度がないので倒壊のリスクが非常に高くなります。
断熱性能も大切ですよね。
震災後停電になり、エアコン等の暖房器具が使えないとしても、断熱性能が高ければ、ある程度の寒さを凌ぐことは出来ると思います。
更に、停電の被害に見舞われた際は、太陽光発電システムや蓄電池などのエネルギー自立設備もあるに越したことはありませんよね。
考えるときりがないですが当然予算も関係してきますので、優先順位をつけて採用していくしかありません。
予算の都合上、エネルギー自立設備は、後から取付ることも想定しながら、新築時から計画をしっかりしておくことが大事だと思います。
アーツデザインは、「あたりまえのほんもの」として、住宅の果たすべき役割をより考えていなかなればならないと改めて強く思いました。
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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